優しい色の月桃

   

2017年6月15日

天気:曇りのち雨 気温:27度

沖縄では梅雨の季節には、憂鬱な気分を忘れさせてくれる花が咲いています。ふっくらとした優しげな淡い白い花をつける月桃です。

ショウガ科ハナミヨウガ属の多年生植物で長い年数その姿を見せてくれます。自生する場所では多くの房を見かけることが出来ますよ。

草丈は2~3mの高さになり、葉は40~70cm、幅10~15cmと大きく表面にはツヤがあり、爽やかな香りがします。花が咲くのは4~7月で白やピンク色のつぼみをつけ、まるで桃の実のような姿をしていますので、「月桃」と呼ばれています。

そのつぼみの中から蘭の花を思わせるような黄色い花を咲かせます。

月桃の葉(サンニン)は消臭や防虫効果があり、細かくちぎった葉っぱを袋に詰め、タンスの中などに入れて、防虫剤として古くから利用されていました。葉から抽出したアロマオイルや香料だけでなく、お茶としても楽しまれています。ムーチー(沖縄のお餅)は、餅粉をこの葉に包み、蒸して完成させますが、この香りが餅に移り何ともいえない餅ができあがります。私も当初はこの香りが苦手でしたが、今ではすっかり虜になり、餅ジョーグー(好き、目がないこと)になってしまいました。房全体を見ると、ブドウのようでもあり、桃と合わせていくつものフルーツを連想させてくれます。私の大好きな沖縄の花です。

撮影日:2017/6/9

撮影場所:那覇市

沖縄コールセンター 竹内 大輔

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