| 島々自慢新聞2005年02月号 |
| 南の島の染め織りめぐり5 |
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| 模様が浮き立つような花織。表で模様となる部分以外の緯糸(よこいと)は、裏で浮いた状態になっている。撮影・垂見健吾 |
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沖縄本島中部、読谷村(よみたんそん)で織られている読谷山花織(ゆんたんざはなうい)は、2003年に94歳で亡くなった与那嶺貞(よなみねさだ)さんがいなければ、今は消えてなくなっていたでしょう。 港に恵まれた読谷村は古くから東南アジアとの交易の道が開かれ、おそらくこの布の技法も南から直接伝えられたのではないかといわれています。琉球王府の御用布でもあった布ですが、明治になってからは衰退の一途をたどっていました。幻の布になってしまうことを憂いた当時の村長が、与那嶺さんに復元を依頼したのは1964年のこと。与那嶺さんは当時55歳。最初は「とてもそんな余裕はない」と辞退しましたが、そのとき村長が手にしていた古い布の模様が頭を離れなかったといいます。 それから与那嶺さんの悪戦苦闘が始まります。わずかに残っていた祭衣装やお年寄りの話をたよりに資料を集め、試行錯誤の末に地元の人々とともに復元に成功したときには、10年の歳月がたっていました。 読谷山花織の赤や緑といったカラフルな色が織りなす模様は、夜空に浮かぶ星のよう。○と△と×の組み合わせから、無限の模様が生み出されます。まるで刺繍のようにも見える布ですが、非常に細密な計算の上に成り立つ技術の賜物、 それが読谷山花織です。 |
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機(はた)に向かう在りし日の与那嶺さん。1999年、国の重要無形文化財保持者(人間国宝)に指定された。 | |
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お待たせしました。 2005年2月のカレンダーです。 沖縄の風物を絵にしたカレンダーをお届けしています。 お気に召しましたら、プリントアウトしてお使いください。 |
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