島々自慢新聞2005年3月号


ハブのいる島では、サトウキビ畑や道路脇の茂みにむやみに入らないこと。


 標高の高い島にはいて、低い島にはいない。 ひとつおきにいる島、いない島がある。「は」のつく島にはいない。これらは、沖縄でよくいわれる「ハブ」にまつわる学説(?)です。
 沖縄には何度でも来てほしいけれど、一度たりとも遭ってほしくないのが毒蛇ハブ。今でも地元では毎年ハブに噛まれる被害があり、とくにサトウキビの作業で畑に入るときに被害に遭うケースがままあります。

 ハブは150万年前に中国大陸から台湾経由で当時陸続きだった琉球列島にやってきて、奄美大島の北まで分布を広げたといわれています。ところが沖縄の島々の中でも宮古諸島(宮古島、池間島、来間島、大神島、伊良部島、下地島、多良間島、水納島)にはハブをはじめ毒のある蛇は1種類もいません。沖縄本島にも石垣島にもいるというのに、これはおかしい。その理由を考えるときに出てきたのが、島々の成り立ちとの関連説。つまり、陸地が沈降したとき、高い島にいたハブは助かったけれど、宮古島のように低い島にいたハブは絶滅したという説です。
 これはかなり説得力をもっているようにみえますが、生物地理学の専門家にいわせると、「ただのお話」に過ぎないとか。島が水没してハブが絶滅したならば、現在も宮古島に生息している他の固有種の祖先も死に絶えていたはずだからです。結局、なぜ島によっていたりいなかったりするのか、決定的な説はまだありません。
 ちなみにはじめに挙げた3つの説はすべて間違い。ハブ(サキシマハブ)がいないのは、宮古諸島のほかには伊是名島、南北大東島、津堅島、久高島、粟国島、波照間島、鳩間島、与那国島などです。
なぜ宮古諸島にはハブがいないのか。専門家はいろいろな要因が重なって絶滅した、というのだが…。写真は宮古島の東平安名岬。 奄美大島から沖縄本島までに分布するのがハブとヒメハブ、八重山諸島にいるのはサキシマハブという。どれも琉球列島の固有種。
撮影・垂見健吾
お待たせしました。
2005年3月のカレンダーです。
沖縄の風物を絵にしたカレンダーをお届けしています。
材料(5人分) つくりかた
・米 …………… 21/2カップ
・水 …………… 3カップ
・酒(日本酒 …………… 大さじ11/3
・だしこぶ …………… 10cm
・しょうゆ …………… 大さじ2
・みりん …………… 大さじ2
・塩 …………… 少々
・豚薄切り肉 …………… 180g
煮汁    
 ・水 …………… 大さじ2
 ・しょうゆ …………… 大さじ1
 ・みりん …………… 大さじ1
 ・砂糖 …………… 小さじ11/2
・黒ごま …………… 60g
1 米は炊く30分前に洗って水気を切っておきます。
2 鍋に煮汁の材料と豚肉を入れ、汁気がなくなるまで煮て細く切ります。
3 炊飯器に1の米と水、酒、だしこぶ、しょうゆ、みりん、塩、2の豚肉を入れて普通に炊きあげます。
4 黒ごまは煎って半ずりにします。
5 炊きあがったら、黒ごまを混ぜ合わせて出来上がり。