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南大東島の主産業はサトウキビ栽培。大規模農業が特徴で、
一戸あたりの平均耕地面積は8.8ヘクタールと全国でも有数の規模。
内陸には池が多い。この水が開拓を可能にした。
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台風予報でその名をよく耳にする南大東島は、沖縄本島の那覇から約400キロも東に離れた太平洋にぽつんと屹立しています。1900年に玉置半右衛門という豪商が率いる八丈島からの開拓団が上陸するまで、ここは無人の島でした。入植後は沖縄からの移住者も増え、八丈島と沖縄本島が融合した独特の文化が育まれた特異な島です。
たとえば食。もちろん沖縄そばやチャンプルーもポピュラーですが、周囲の海でとれるサワラやマグロをたれに漬けて握った大東寿司が人気で、おみやげには大東ようかん。御嶽ではなく大東神社が島の鎮守で、祭りには神輿がかつがれ、島の行事には大和相撲と沖縄角力が奉納されるという具合です。
海底から2000メートルも隆起した島は、断崖に囲まれています。そのため船が接岸できず、乗客と荷物はクレーンで吊り上げられて上陸するという独特の光景が今も見られます。
周囲を幕と呼ばれる小高い丘に覆われているため、島の中からは海が見えません。一面に広がるサトウキビ畑を目にすると、ここは北海道かと錯覚するほど。目をこらすと、畑の中にすらりと背の高いダイトウビロウの木が伸びていて、南国であることを思い出させてくれる、なんとも不思議な島なのです。
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