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瓦の赤、漆喰の白によく映えるシーサー
(沖縄本島南部)。 |
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赤瓦屋根の上に乗っかって、あたりに睨みをきかすシーサー。今や沖縄一の人気キャラクターといえる魔除けの獅子・シーサーのルーツは、なんと遠く古代オリエントの獅子像にさかのぼる。これがシルクロードを通って中国から琉球へとやってきたのが14〜15世紀ごろ。本土に伝わったものは神社の狛犬に姿を変えた。
琉球に入った当初のシーサーは、貴族の墓陵や村落の出入り口などに置かれていた。それが今のように瓦屋根に乗るようになったのは、そう古いことではない。沖縄の家が、それまでの茅葺きから瓦屋根に変わった明治以降のことだ。
最初にシーサーを造ったのがどこの誰かはわからないが、瓦を葺く職人の作であることは間違いない。彼らは、仕事をさせてもらったお礼の意味を込め、余った瓦と漆喰でササッとシーサーをこしらえて屋根に飾ったのだという。もちろん獅子なんて見たこともない。彼らは自分なりに想像の翼をはばたかせ、シーサーを形づくっていったのだ。なんてすごいアイデア!当時は、まさかここまでポピュラーになるとは想像もしなかっただろう。
また、シーサー造りには自分の仕事をアピールする意味もあったようだ。昔はシーサーを見ればその表情や造りから誰の作かすぐにわかった。そのシーサーの乗っている屋根が台風でびくともしなければ、職人の腕のよさの証明になったわけだ。
沖縄のシーサー人気はますます上昇中。あなたもぜひ、わが家の守り神にひとついかが? |
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