島々自慢新聞2005年9月号
琉球便りタイトル

瓦シーサー

瓦の赤、漆喰の白によく映えるシーサー
(沖縄本島南部)。


イラスト
オキナワの不思議7
 赤瓦屋根の上に乗っかって、あたりに睨みをきかすシーサー。今や沖縄一の人気キャラクターといえる魔除けの獅子・シーサーのルーツは、なんと遠く古代オリエントの獅子像にさかのぼる。これがシルクロードを通って中国から琉球へとやってきたのが14〜15世紀ごろ。本土に伝わったものは神社の狛犬に姿を変えた。
 琉球に入った当初のシーサーは、貴族の墓陵や村落の出入り口などに置かれていた。それが今のように瓦屋根に乗るようになったのは、そう古いことではない。沖縄の家が、それまでの茅葺きから瓦屋根に変わった明治以降のことだ。
 最初にシーサーを造ったのがどこの誰かはわからないが、瓦を葺く職人の作であることは間違いない。彼らは、仕事をさせてもらったお礼の意味を込め、余った瓦と漆喰でササッとシーサーをこしらえて屋根に飾ったのだという。もちろん獅子なんて見たこともない。彼らは自分なりに想像の翼をはばたかせ、シーサーを形づくっていったのだ。なんてすごいアイデア!当時は、まさかここまでポピュラーになるとは想像もしなかっただろう。
また、シーサー造りには自分の仕事をアピールする意味もあったようだ。昔はシーサーを見ればその表情や造りから誰の作かすぐにわかった。そのシーサーの乗っている屋根が台風でびくともしなければ、職人の腕のよさの証明になったわけだ。
 沖縄のシーサー人気はますます上昇中。あなたもぜひ、わが家の守り神にひとついかが?
伝統的シーサー デレデレシーサー ハリセンボンシーサー めがねシーサー
伝統的な顔つきのシーサー(那覇市)。 暑さにマイッタ、ちょっとデレデレシーサー(久米島)。 ハリセンボンシーサー(本島南部)。 近眼なのか?めがねシーサー(本島南部)。
撮影・垂見健吾
お待たせしました。
2005年9月のカレンダーです。
沖縄の風物を絵にしたカレンダーをお届けしています。
麩と卵のみそ汁
材料(5人分) つくりかた
・麩 ………… 2本
・水 ………… 1/3カップ
・塩 ………… 少々
・しょうゆ ………… 少々
・卵 ………… 2個
・ニンニク(みじん切り) ………… 1片
・ごま油 ………… 小さじ2と1/2
・だし汁 ………… 3と2/3カップ
・みそ ………… 50g
・ねぎ ………… 少々
1 ボールに麩・水・溶き卵・ニンニク・塩・しょうゆを入れ、混ぜ合わせておきます。
2 1をごま油で炒めます。
3 だし汁にみそを加え、みそ汁を作ります。
4 お椀に2を入れ、小口切りしたねぎを飾ります。
5 43のみそ汁を注ぎます。