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屋敷まわりを取り囲むサンゴ石灰岩の石積みの上で、かわいいブイがお出迎え。
海が見渡せる鳩間小中学校。
のどかな夕暮れどきのひとコマ。
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この春、放映されたテレビドラマ「瑠璃の島」の舞台となったのが、西表島の北にぽつんと浮かぶ鳩間島です。島は八重山でも指折りのサンゴ礁に囲まれ、瑠璃色に輝く美しい海が広がっています。
鳩間島の人口は昭和24年の650人をピークに激減、他の離島同様、過疎化が急速に進みました。現在の人口は、少し盛り返して60人ほどです。
島には鳩間小中学校があります。20年ほど前、ついに生徒がひとりになってしまったことがありました。廃校の危機です。
「学校がなくなれば、若い夫婦や子どものいる家族が島に帰ってくる可能性がなくなるばかりか、郵便局も大口の利用者を失って閉じることになる。そうなると、次に何がくるかは目に見えていました。島の存続をかけ、里子を受け入れるようになったのは、それからです」
里親の経験もある通事建次さんが島の事情を話してくれました。それ以来、鳩間島は全国からさまざまな子どもたちを受け入れ、島の子どもとして育てるユニークな里子制度で、島そのものの存続をはかっています。最近では不登校やひきこもりの子どもたちが再起をかけてやってくるケースもあります。
ここ数年、鳩間を訪れる観光客も少しずつ増えています。ここが気に入り、島に移り住む人もいます。ここは産業といえるものもない小さな島ですが、子どもたちと島人たちが支え合い、島の時間を大切に紡いでいるのです。
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