| 島々自慢新聞2006年02月号 |
| 南の島の手仕事めぐり1 |
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| 撮影・垂見健吾 |
| だれもが無言。ガラスづくりはチームプレーだ。吹き棹の先に高温のガラスを巻き取り、作業は次々と無駄のない動きで進んでいく。どろどろのオレンジ色のかたまりに命が吹き込まれ、琉球ガラスが形づくられる様子を見ていると、「生まれる」という言葉が心に浮かんだ。 琉球王国の伝統を受け継ぐ沖縄の工芸品のなかで、琉球ガラスはもっとも歴史が浅い。盛んになったのは戦後のアメリカ統治時代。アメリカ人が捨てたコーラやセブンアップの空き瓶を溶かして、彼らのためにサラダボウルやワイングラスなどがつくられ、それが観光土産になっていった。 琉球ガラスはこの廃瓶利用から出発したため、透明感や繊細さよりも素朴さ、温かみが特徴だ。グラスひとつとっても、どれも微妙に形が違う。手に取ると、ガラスというよりも手びねりの焼き物のようなぬくもりさえ感じる。ガラスのはかなさはないけれど、人なつこいウチナーンチュのような味わいが魅力だ。 最近ではガラスの中に気泡を入れた泡ガラスという手法でつくられたものも多い。琉球ガラスとクリスタルを融合させ、より透明感のある作品も生まれている。新しい試みが続く琉球ガラス。窓辺に置くと、沖縄の日差しを受けてキラリと光った。 |
![]() 素朴な手づくり感にファンも多い琉球ガラス。 |
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ガラスづくりは時間との勝負。溶けたガラスが見る間に形になっていく(右)。 置物としても存在感がある(左)。 |
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| お待たせしました。 2006年2月のカレンダーです。 沖縄の風物を絵にしたカレンダーをお届けしています。 お気に召しましたら、プリントアウトしてお使いください。 |
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