島々自慢新聞2006年3月号
琉球便り2006.3沖縄の名字の謎

オキナワの不思議9名字ランキング


与那国島の比川小学校のみなさん



 那覇の空港に着いてタクシーに乗ったら、運転手さんの名前を見てみよう。屋嘉さん、勝連さん、国吉さん……。 本土では見かけない名前の方が多い。そう、名前を見ただけで沖縄出身とわかるほど、沖縄の名字は独特だ。ちなみに日本に多い名字のベスト3は佐藤、鈴木、高橋。ところが沖縄の場合は、@比嘉 A金城 B大城 C宮城 D新垣 E玉城 F上原 G島袋 H平良 I山城と続く。なぜ、これほど違うのだろう。
 沖縄の場合も本土と同様、名字のおよそ9割は地名に由来しているという。琉球王国の時代に、士族に与えられた領地名を名乗るケースが多いそうだ。伊江さん、国頭さんなど、今も地名として残る名前を持つ人たちだ。ほかには、王府の役職名(例・通事さん=通訳)や、屋号が名字になった。たとえば沖縄でもっとも多い比嘉という名字は、東が変化したのではないかと考えられている。琉球では1609年に薩摩藩の侵入を受けた後、薩摩によって日本的な漢字の使い方が禁止された。そのときに、たとえば「船越」は「冨名腰」と書き改められ、その漢字の変化によってもとの意味がわからなくなったという事情がある。そこから比嘉は東だったのでは、と推測されるのだ。
 沖縄に日本語の祖語といわれる言語が定着したのは、5〜6世紀ごろ。その後も沖縄と日本の間には行き来が続く。そのため、沖縄の言葉には日本の古語が残っている。沖縄でよく目にする「めんそーれ」(いらっしゃいませ)は、「参り召しおわれ」という平安期の言葉が変化したものだ。
 まるで外国の言葉のように聞こえる沖縄の名字や地名。しかし、薄皮をはぐようにその成り立ちを注意深く探っていくと、根底には古い日本の影響がしっかり感じられるのだ。
撮影・垂見健吾
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2006年3月のカレンダーです。
沖縄の風物を絵にしたカレンダーをお届けしています。
okinawa cooking recipe
マーミナーチャンプル マーミナーチャンプル
材料(5人分) つくりかた
・もやし ……………… 380g
・島豆腐 ……………… 250g
・ニラ ……………… 40g
・かにかまぼこ ……………… 200g
・サラダ油 ……………… 大さじ2 1/2
・塩 ……………… 少々
・しょうゆ ……………… 少々



ワンポイント 島豆腐が手に入らない場合は、木綿豆腐で代用できます。ラップをかけずにレンジで2分ほど温めてください。
1 もやしは洗って水気を切り、ニラは長さ3cmに切ります。
2 島豆腐は軽く塩をふっておき、ひと口大に切ります。
3 フライパンにサラダ油を入れて熱し、2の豆腐を入れて表面に焼き色が付くまで炒め、もやしを加え塩で味を整えます。
4 ニラとかにかまぼこを加え、余熱で炒めます。
5 仕上げにしょうゆを鍋肌から加えます。