島々自慢新聞2006年5月号

今では料理以外でも「混ぜ合わせる」という意味で使われる「チャンプルー」は、沖縄を代表する家庭料理。本来は複数の野菜と豆腐を炒めた料理のことで、ゴーヤーチャンプルー、マーミナ(もやし)チャンプルー、チキナ(からし菜の塩漬け)チャンプルーというように、メインとなる野菜の名が料理名になっている。
これぞ沖縄を代表する料理、ゴーヤーチャンプルー。
ゴーヤーのビタミンCは加熱しても壊れにくいのが特徴。


だが、チャンプルーの真の主役は沖縄豆腐。豆腐で植物性たんぱく質をたっぷり摂り、これに野菜を合わせることで栄養バランスは抜群。しかも、ただの野菜炒めとはひと味違うおいしさが生まれるのだ。沖縄の豆腐は食品成分表で「沖縄豆腐」として別項目になっている。本土の木綿豆腐に比べ水分が5%少ないのが特徴で、この硬さが炒め物に利用する知恵を生んだ。

沖縄料理には歴史的なつながりから中国の影響が色濃く残っているが、材料を強火で手早く炒めるこの料理は、その代表例だろう。チャンプルーという言葉も、中国の即席の炒め物「チャプスイ」に近い。ちなみにインドネシアには「混ぜる」という意味の「チャンプルー(Champur)」という言葉があるそうで、いずれにしてもアジアからの流れをくみ、沖縄にしっかり根付いた料理といえるだろう。
チャンプルーの原点、豆腐チャンプルー。
沖縄豆腐と青ネギだけのシンプルなもの。

撮影・垂見健吾
お待たせしました。
2006年5月のカレンダーです。
沖縄の酒の肴を絵にしたカレンダーをお届けしています。
お気に召しましたら、プリントアウトしてお使いください。

沖縄料理 Cooking Okinawan Food グンボーイリチー
グンボーイリチー
 
材料(4人分)
・ごぼう ・・・・・・ 300g
・鶏肉 ・・・・・・ 200g
・きぬさや ・・・・・・ 15枚
・合わせ味噌 ・・・・・・ 大さじ5
・かつおと昆布のだし汁 ・・・・・・ 2カップ
・酒 ・・・・・・ 大さじ1
・砂糖 ・・・・・・ 小さじ2
・みりん ・・・・・・ 大さじ2
・しょうゆ ・・・・・・ 小さじ1
・サラダ油 ・・・・・・ 大さじ3

つくりかた
1 ごぼうは皮をむき、水につけてアクを抜き、乱切りにして下ゆでしておきます。
2 きぬさやはすじを取り、塩ゆでしておきます。
3 鶏肉は一口大に切ります。
4 鍋にサラダ油を熱し、3の鶏肉を炒め、火が通ったら1のごぼうを入れて炒め合わせます。
5 合わせ味噌をかつおと昆布のだし汁で溶き、4の鍋に加え、酒、砂糖、みりん、しょうゆを入れてごぼうが柔らかくなるまで煮込みます。
6 仕上げに2のきぬさやを切って散らします。