島々自慢新聞2007年12月号

紅芋(ベニイモ)


「紅芋」は皮が白く、中は紫紅色の沖縄で栽培されているお芋です。秋口から冬にかけて収穫され、オジイ、オバアから子供まで大好きな食材の一つです。「戦後の食料難の時期には紅芋が主食となり、今の丈夫な体は芋のおかげだ」と、私の父はよく話してくれました。紅芋は繊維質が多く、ポリフェノール、カリウムに関しては焼き、蒸しどちらの調理法でもほとんど生と変わりなく摂取できる、優れた食材なのです。今では主食はお米に変わり、どちらかと言えばスイーツや天ぷら(沖縄では紅芋の天ぷらはおやつ感覚)等が一般的な調理法になっています。

おためしあれ! 手軽で美味しい[うちなーアレンジ]

材料四人分
紅芋
1本(約300g)
レンズ豆
1/2カップ
<A>
 
小さじ1/3
はちみつ
大さじ1/2
レモン汁
大さじ1
サラダ油
大さじ1
プレーンヨーグルト
大さじ3〜4
コショウ
少々
  1. 紅芋は皮を剥き2cm角に切り、5分〜10分水にさらす。
  2. 鍋に紅芋と浸るくらいの水を入れ強火にかけ、沸騰したらレンズ豆を加えて5分茹でる
  3. 紅芋が柔らかくなったか竹串でチェックし、どちらも柔らかくなったらザルに上げ水を切っておく。
  4. ボウルに<A>を入れて混ぜ、具材を温かいうちに加え、和えればできあがり。
紅芋ポタージュスープ
材料四人分
紅芋(一口大)
250g〜300g
玉ねぎ(薄切り)
1個
鶏ひき肉
160g
ニンニク(みじん切り)
1片
牛乳
300cc
塩コショウ
少々
生クリーム
100cc
※お酢
小さじ1
<A>
 
800cc
固形スープ
2個
ローリエ
1枚
  1. 鍋に油をひきニンニクを入れて火をつけ(中火)、香りがでてきたら玉ねぎを入れ、
    キツネ色になったら鶏ひき肉を入れ炒める。
  2. 一口大に切った紅芋を加え、全体に軽く火が通ったら<A>を入れ、アクを取りながら弱火で30〜40分煮込む。
  3. 煮たって具が柔らかくなったら火を止め、ローリエを取り出す。
    冷ましたスープをミキサーに入れ滑らかにし、再び鍋へ戻す。
  4. 牛乳を加えて中火にかけ、塩コショウで味を整え、最後に生クリームを混ぜる。
    ※生クリームを混ぜる前にお酢を加えると、色がきれいになります。

嘉陽 かずみ
那覇市生まれ、ウチナーンチュのフードコーディネーターで、沖縄料理を研究している。
主にCM、料理本等で活躍。料理教員資格も取得後、現在は沖縄スパアカデミーで非常勤講師を勤める。