島々自慢新聞2008年1月号

首里城に次ぐ規模を誇る
聖なる空間・今帰仁城跡

沖縄本島北東部・標高100mほどの丘の上にある今帰仁城跡は、琉球王国統一以前の三山(さんざん)時代に北山王(ほくざんおう)が築いた居城があった場所で、いくつもの城郭に囲まれた城跡の総面積は、首里城に次ぐ広さを誇ります。またここは、別名・北山城(ほくざんじょう)とも呼ばれる沖縄屈指の名城で、2000年には、「琉球王国のグスク及び関連遺産群」のひとつとして世界遺産に登録されています。

目の前に高くそびえ立つ城郭に思わずパシャリ!

幾重もの城郭が
城の面影を今に伝える

城郭を有する城としては、日本最古とされる今帰仁城。その城郭は、古生期の石灰岩をそのまま積み上げて造られたものだそうですが、丘の上の城ということで坂道も多く、建造当時は、石を運ぶのもひと苦労だっただろうと思います。実際に、城郭の周辺を歩いてみると長い石垣が周囲を囲んでいることが分かり、その昔、確かに存在した城の面影を見ることができました。

編集後記



遠くの海まで見渡せる壮大な眺めに、感激!

訪れたこの日は天気も良く、遠くには青い海もばっちり見えて、最高に気持ちよかったです。自分が立っている場所が三山時代の歴史の中心だったと思うと、眼下に広がる景色も特別なものに見え、少しだけ、北山王の気持ちを味わえたようでした。
(しまのや お問合せ係 山本)

ちょっと耳より情報

今帰仁城跡散策の帰りには、木々に覆われた独特の佇まいが素敵な「城(ぐすく)の茶屋」でひと休み。店内の看板はどれも手描きで、店主の人柄がにじみ出たユニークなものばかり。名物はさとうきび汁を煮詰めた原液を水で割って飲む「さーたーゆー」といわれるドリンクで、歩き疲れた身体にやさしい甘さでした。さとうきびの生搾り体験もおすすめ。ひと休みのつもりが、店主のおじさんとの話もはずんで、ついつい長居してしまいました。


城の茶屋
〒903-0807
沖縄県今帰仁村今泊4806-2
TEL 0980-56-3989

城の茶屋写真01

沖縄ならではのおいしさを木陰の下で満喫できます。

城の茶屋写真02

さとうきびの生搾りを初体験!ジュースは冷たくて、意外とフルーティーな甘さでした。