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| 久米島の東の海上に連なる「はての浜」は、真っ白い砂だけでできた島。周囲の海ではスノーケリングが楽しい。 |
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| インストラクターの指導を受けながら、目的に合わせた水中運動もできる。 |
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那覇から飛行機で約30分。羽を広げた蝶のような形をした久米島が見えてくる。
6月から9月までは東京からの直行便も飛ぶ久米島は、美しい海と緑の山に囲まれている。特に東洋一といわれる砂洲・はての浜は、瑠璃色の海に刷毛で描いたように真っ白い砂だけの島がつづき、ブルーと白が織りなす幻想的な美しさは言葉が見つからないほどだ。
かつて琉球王朝の時代には、那覇から中国や東南アジアへ向かう進貢船が、かならずこの島で風待ちをしたといわれている。帰りには外国からの文物をいっぱい積んだ船が寄る。久米島は外国の新しい文化に真っ先に触れることができる島だった。
昔から海は島に新しい何かを運んでくれた。今、久米島に恵みをもたらすのは、水深612メートルから汲み上げられる海洋深層水だ。
最近よく耳にする海洋深層水。水深200メートル以深の海水をそう呼ぶのだが、日光の届かない深海は水温が常に10度前後と一定で、たくさんの栄養分やミネラルを含んでいる。この性質を利用して各地でさまざまな可能性が試されるなか、久米島では海藻やクルマエビの養殖、野菜の水耕栽培、化粧品への利用など、島の産業として育てようと期待が寄せられている。
もちろんそのまま飲める海洋深層水もある。この水を100%使った贅沢な温浴施設「バーデハウス久米島」もできた。ここでは35度前後に温められた深層水での温浴マッサージや運動プログラムを試したい。
久米島の美しい海は訪れる人々の心を癒やすだけでなく、体も健康にしてくれる恵みの海だ。 
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