沖縄の太陽をたっぷり浴びた 沖縄県産の果物達!




梅雨入りのニュースが気になる季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
梅雨が明けたら本格的な夏の暑さが始まります!
今回はこれからの夏の暑さ対策としても取り入れたい!栄養たっぷりな沖縄の果物達の魅力をお伝えします!

沖縄の気候



沖縄の気候は、北緯20度から30度の間の緯度帯(亜熱帯)に位置し、
近海を黒潮が流れる暖かい海に囲まれて海洋の影響を強く受けるため、気候は高温で多湿であることが特徴です。
年間を通じて温暖な気候が保たれているので、温かい気候を生かした農業が各地域で盛んに行われています。

今が旬!沖縄県産の果物



ここからは沖縄の旬な果物をご紹介していきます。
旬な食べ物はその季節に必要な栄養を取ることができるのもポイントです!



●パッションフルーツ 
旬は2月~6月といわれており、この時期に収穫されるパッションフルーツは、特に味が濃く、香り高いとされています。
パッションフルーツは果肉と共に種ごと食べられて、パリパリとした食感を楽しめます。
栄養価が高く、特にカロテンが多く含まれており、風邪の予防、目の疲れ、美容に効果があるといわれています。




●アセロラ 
旬は5月~8月といわれおり、熱帯・亜熱帯地域が原産の果実とされています。
アセロラは「ビタミンCの王様」と呼ばれるほど圧倒的にビタミンCを多く含む果物で、沖縄は生産量日本一です。
沖縄の眩しい太陽をたっぷり浴びたアセロラは、爽やかで甘酸っぱい味が特長です。




●ドラゴンフルーツ 
旬は6月下旬~12月中旬といわれており、原産地は中南米の熱帯雨林で、
ドラゴンフルーツという名前は果皮が龍のウロコのような形状をしていることに由来しています。
主に、白い果肉と赤い果肉の2種類が主流で、白い果肉はあっさりとした味わいで赤い果肉は甘味が強いのが特徴です。
果肉に含まれる胡麻のような種も一緒に食べることができ、プチプチとした独特な食感が楽しめます。
ドラゴンフルーツはカリウム、マグネシウムなどのミネラルや各種ビタミン、食物繊維などを多く含む栄養成分が豊富な果物です。




●パイナップル 
旬は6~9月とされています。パイナップルは温暖な気候を好むため、日本国内では沖縄県内での栽培が非常に盛んです。
糖質の分解を助け、代謝を促すビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、クエン酸、食物繊維といった成分が含まれることから 老化防止、疲労回復、夏バテ予防、便通を円滑にする働きが期待できます。




●マンゴー 
旬は6月~9月とされています。沖縄県を代表する熱帯果実であり、濃厚な甘さとほどよい酸味なのが特徴です。
マンゴーにはビタミンAを始め、貧血予防や動脈硬化の予防などの成分が豊富に含まれている果実です。
特に女性に嬉しい美肌づくり促進、そして妊婦に欠かせない葉酸を豊富に含む果実です。



沖縄にある柑橘類!



沖縄の柑橘類といえばシークヮーサーが有名ですが、意外と知られていない⁈柑橘類をご紹介します!




●シークヮーサー 
沖縄の方言で「シー(酸っぱい)・「クヮーサー(食べさせる)」の意味です。
シークヮーサーの旬は1年に3回あり、8月~9月に収穫される青いシークヮーサーは酢の物などに使用され、
10月~12月中旬までに収穫されるものはジュースの加工用、12月下旬~2月下旬までの間に収穫されるものは黄色く熟しているので、
生食用として出荷されるのが一般的です。




●タンカン 
タンカンの旬は1月~2月で、沖縄の冬を代表とする果物として親しまれています。
タンカンの皮はみかんより少し厚く、手でも剝けますが剥きにくい時はナイフで切り込みを入れて剥き、みかんのように頂きます。
果肉は柔らかくて、濃厚な甘みと果汁を多く含んだジューシーさが魅力です。
県内では時期を迎えると「タンカン狩り」も行われ、自分で採ったタンカンを楽しむことが出来ます。




●カーブチー 
沖縄を代表とする柑橘類のひとつとされており、沖縄在来種のミカンで、主に9月~10月に収穫されます。
名称は沖縄の方言で「カー(皮)、ブチー(分厚い)」という意味合いでカーブチーと呼ばれています。
見た目はシークヮーサーと似ていますが大きさはカーブチーの方が大きいことが特徴です。
カーブチーは酸味が少なく、ほのかな甘みと爽やかな香りをしており、皮をむいてそのままいただけます。




●クネンボ 
沖縄では「クニブ」とも呼ばれる柑橘類です。
約300年前に中国から沖縄へ伝わったとされており、通常のミカンと比べて濃厚な味と香りなのが特徴です。
現在では沖縄本島内でも、老木化や台風被害などにより栽培がわずかになったとされる貴重なミカンです。
カーブチーやクネンボは、沖縄の伝統菓子「キッパン」の材料としても使用されております。



カーブチー・クネンボを使用した琉球菓子 「キッパン」



キッパンは、やんばる産(沖縄本島北部地方)のカーブチーやクネンボ、香りのよい柑橘類を主原料に砂糖で煮詰めたお菓子です。
かつてはキッパンを作るお店が沖縄県那覇市内にいくつかあったそうですが、現存するのは「謝花きっぱん店」さんの1店舗のみ。
1日の生産個数は限られており、事前のご予約をお願いしているようです。沖縄土産として贈ると喜ばれそうなので良いですね!



まとめ



沖縄の太陽を浴びた果物達をご紹介しました。
既にご存知の果物や、中には初めて知る果物もありましたでしょうか。
沖縄へ訪れた際はスーパーやファーマーズマーケットなどを探検してみるのも楽しいかもしれません♪
気になる物を見かけた際はぜひ味わってみてくださいね!