あなたの目、まだ大丈夫?大人の目に、いたわりを



目からの情報収集は、五感の80%を占めると言われています。つまり、人が五感から受ける情報の80%が視覚からで、残る聴覚・臭覚・味覚・触覚が20%になります。ことわざでも「百聞は一見に如かず」とあるように、言葉で説明されるよりも、実際に自分の目で見て体験すること(経験することの重要性)や目で見て確かめることの大切さを示しています。目の情報がとても重要なことがわかります。


人の目の機能




目から見て認識する重要な情報として「形」「色」「明るさ」です。「形」ものの形を認識、「色」色を感じ取る、「明るさ」明暗をとらえる、3つの情報を集める能力がヒトには備わっているのです。ですが、現代は多くの人が目を酷使する生活をしているのです。
それはテレビやパソコン、スマートフォンなどデジタル化が進むにつれ目の役割が増え、負担がかかっているのです。



40代以上の目の病気・トラブルとは



年齢を重ねるにつれて目に関する悩みが増えてきていませんか?
加齢に伴う目の病気やトラブルをまとめてみました。当てはまる症状がないか確認してみましょう。

・老眼(老視)
加齢によって水晶体の弾力が低下し、ピント調整機能が衰えることで起こる自然な現象です。40代前半から少しずつ始まり、誰にでも起こります。
症状:近くの文字がぼやける・文字を遠ざけて読むようになる・ピントが合いにくい

・白内障
水晶体が白く濁ってしまう病気で、加齢が主な原因です。40代後半から進行し、60代以降で手術が検討されるケースも。早期発見がカギです。
症状:視界がかすむ・まぶしく感じる・ものが二重や三重に見える・夜間の運転がつらくなる

・緑内障
網膜の中心にある「黄斑部」がダメージを受ける病気で、加齢・紫外線・喫煙・遺伝などが関与します。進行すると視力障害を起こす深刻な病気なので、注意が必要です。
症状:初期は自覚症状なしがほとんど・視野の一部が欠ける・進行すると失明の恐れも

・加齢黄斑変性
網膜の中心にある「黄斑(おうはん)部」がダメージを受ける病気で、加齢・紫外線・喫煙・遺伝などが関与します。進行すると視力障害を起こす深刻な病気なので、注意が必要です。
症状:物の中心がゆがむ・見たい部分が黒くみえる・視力が急激に低下することも

・飛蚊(ひぶん)症
目の中の「硝子体(しょうしたい)」という透明なゼリー状の組織が、年齢とともに少しずつ濁ったり、収縮して網膜から剥がれたりすることで、光の通り道に影を作ることが主な原因です。
症状:視界に「蚊のような影」や「糸くず・黒い点」などがちらちらと見える

・ドライアイ
目の表面を潤す涙の量や質が低下し、乾燥や不快感が生じる状態を指します。単なる「乾燥」ではなく、目の表面に慢性的な炎症が起きていることも多く、放置すると角膜障害などに発展することもあります。40代以降に増加傾向にある症状です。
症状:目が乾く・ゴロゴロする・しょぼしょぼする・目が疲れやすい・目が充血する



目の健康に!注目する栄養素



目の健康を維持するには、目に必要な栄養素をバランスよく摂ることがとても大切です。特に40代以降は、目の老化やトラブルが増えてくるので、日頃の食事やサプリメントで意識して摂取しましょう

アントシアニン:ブルーベリーの成分でお馴染みのポリフェノールの一種です。網膜の血流を改善し目の疲れを軽減します。
 多く含まれる食品:ブルーベリー・カシス・黒豆など

ルテイン:目の水晶体や黄斑部に存在する成分。ブルーライトや紫外線から目を守ります。
 多く含まれる食品:ほうれん草・ブロッコリー・にんじん・かぼちゃなど

ゼアキサンチン:ルテインと共に黄斑部に多く存在する成分。光ストレスから目を守ります。
 多く含まれる食品:パプリカ、トウモロコシ、卵黄など

ビタミンA:薄暗い場所で物を見たり、色を識別する力を高めて、目の粘膜や角膜の健康維持に役立ちます。
 多く含まれる食品:レバー・うなぎ・にんじん・ほうれん草など

ビタミンE:抗酸化作用、血行促進作用があり、目の細胞膜の酸化から目を守ります。
 多く含まれる食品:アーモンド・アボガド・かぼちゃなど

DHA(ドコサヘキサエン酸):網膜の光受容体細胞を構成する重要成分で視力などに関係しています。
 多く含まれる食品:青魚、魚油・ナッツ類など

上記の食材を上手に摂り入れて目にやさしい食生活を過ごしましょう。
効率的にサプリメントなどで補うことがおすすめです。




まとめ





年齢とともに、目は確実に変化していきます。また症状に気づきやすい部位でもあります。
特に40代以降は、加齢に伴って目に大切な成分も減少していきます。栄養素も大切ですし、ライフスタイルでも、十分な睡眠や紫外線対策、定期的な目の検診を行いましょう。「見えにくい」「疲れる」「かすむ」などのサインが現れ始める大事なタイミング。放っておかず、日頃から意識してケアを取り入れることが、将来の見え方に大きな差をつけます。