沖縄を象徴する守り神“シーサー”



沖縄の街を歩いていると一般家庭の入り口や屋根の上、商店、ホテルなどあらゆる所でシーサーの置物を見かける方は多いと思います。
やちむん(焼物)の産地で知られる那覇市壺屋地域では、毎年4月3日を語呂合わせで「シーサーの日」と制定し、「シーサーの日」を全国に広げようと当日は様々なイベントが開催されています。
今回はそんな沖縄を象徴する守り神 “シーサー”について深掘りしていきます!

シーサーの起源はエジプトのスフィンクス??




シーサーの起源は諸説あるとも言われますが、一般的には古代オリエント文明まで遡るとされています。
古代エジプトの王や神を守護するスフィンクスがシルクロードを渡り、「獅子」として中国に伝来。
その後、13世紀~15世紀頃に中国から沖縄へ伝わり、シーサーとして定着したと言われています。

ちなみに、シーサーという名称は中国でライオンを意味する“獅子”からシーシ、シーサーと沖縄風に発音されるようになったとの事。

シーサーの種類



シーサーを大きく分けると3種類からなるといわれます。

■ 宮獅子


魔除けや守り神、王朝の権威の象徴として王朝の陵墓(歴代の皇室関係の墓所)や寺院、お城にあるシーサー

■ 村獅子


魔よけや災害から村を守るために集落の入口や高台に設置されているシーサー

■ 家獅子


住宅の屋根や門柱、玄関の近くに設置されているシーサー

シーサーの置き方



左右一対のシーサーは、一般的には正面から見て
・右側の口が開いているのがオス
・左側の口が閉じているのがメス
とされています。


その意味合いも、口が開いたシーサー(オス)は福を招き入れ、口が閉じたシーサー(メス)は様々な災難を家に入れない、という役割を持ちます。

ただ、必ず二体置くというルールも無く、単体で置かれる場合もあります。
お家にシーサーを飾る際はぜひ参考にしてみてくださいね!

一度は訪れたい!沖縄のシーサーとは?



沖縄に“最古のシーサー”と“最大級のシーサー”がいるのをご存知でしょうか? 観光名所としても知られているので、お出かけの際に立ち寄ってみてくださいね

沖縄最古のシーサー!『富盛の石彫大獅子(とみもりのいしぼりうふじし)』


沖縄県南部の八重瀬町富盛(ともり)地区にある『富盛の石彫大獅子』は、現存するシーサーの中でも最も古いシーサーと言われています。
このシーサーは、1689年に八重瀬町の富盛集落で相次いだ火事を沈めようと風水師の助言に基づいて建立されました。
第2次世界大戦の戦火をくぐり抜け、沖縄県指定有形民俗文化財にも指定されております。
現在もその場でひっそりと佇む姿は、地域の人々を見守っているかのように感じます。

沖縄最大のシーサー!『残波大獅子(ざんぱうふじし)』


沖縄県中部の読谷村(よみたんそん)にある、残波岬(ざんぱみさき)。

その近くにある残波岬公園の広場に、沖縄最大のシーサーと言われる巨大なシーサーがそびえ立ちます。
高さは8.75メートル、長さ7.8m メートル(およそマンションの3階程度!)あり、その迫力から公園内で人気の写真撮影スポットとなっております!

広場の周辺には遊具、ミニ動物園、レストランなどの充実した施設もそろっているので、週末のおでかけ、沖縄観光の際にドライブしながら訪れてみてはいかがでしょうか。

まとめ



今回はシーサーについてご紹介しました。沖縄の生活に溶け込むように存在するシーサーは沖縄県民にとって住まいの暮らしを見守るシンボルとなっています。
シーサーの表情も様々なので、街中を歩いているとつられて笑ってしまうような表情豊かなシーサーも居るので旅先でお気に入りのシーサーを見つけてみてくださいね。