沖縄県民の健康を支えてきた島野菜の魅力

皆さんは沖縄の島野菜ってご存じですか?


島野菜は古くから沖縄県民の健康を支えてきた大切な食材で、食卓には必ずと言っていいほど登場します。


今回はそんな島野菜の魅力をより多くの方にお伝えする為、徹底解説しちゃいます♪


まず、島野菜とは、「沖縄県で戦前から導入され、伝統的に食されてきた地域固有の野菜のこと」を指します。


この島野菜、沖縄の温暖な亜熱帯気候特有のミネラルやカルシウムが豊富な土壌で育つことで、本土の野菜と比べ、ビタミン類やミネラル類等の栄養が豊富という特徴を持っています。




医食同源をベースにした沖縄の食文化の中で、島野菜は欠かせない存在なんです。

そんな沖縄県民の元気の源ともいえる島野菜。沖縄に来た際にぜひ食べてもらいたいオススメを一部ご紹介しますね♪

まずは、沖縄の代表的な島野菜「紅イモ」!


沖縄には紅イモを使ったスイーツもたくさんあり、沖縄でお芋といえば紅イモを想像する方もいるくらい、至るところで提供されています。

実は、この紅イモ、沖縄県外への持ち出しが禁止されているって知っていましたか?
紅イモにくっついている沖縄特有の虫を本州に持ち込まないために、生の状態での持ち出しが禁止されているのです。
つまり、紅イモは沖縄でしか食べることのできない貴重な島野菜!

そんな紅イモ、でんぷんやブドウ糖、ビタミンAやCのほか、カリウムなどのミネラルを多く含んでいます。
沖縄では、天ぷらやコロッケにして食べられることが多いです。

家庭料理でもよく登場する「カンダバー」

沖縄では、さつま芋の茎や葉っぱのことを方言でカンダバーと言います。

畑に植えてあるカンダバーをちょこっと摘んで味噌汁に入れたり、ジューシー(沖縄風雑炊)に入れたりと家庭でも大活躍する野菜です。

ちなみに、こちらのカンダバーも紅イモと同じ理由で県外への持ち出しNGとなっています。 

ビタミンA、C、B1、B2の他、食物繊維も豊富に含んでいます。

 

滋養強壮にぴったり!「島にんじん」


一般的に知られているにんじんは、オレンジ色ですよね?沖縄の島にんじんはなんと黄色なんです!

さらに、他のにんじんに比べ細長くどちらかというとごぼうのような見た目をしています。

この島にんじん、実は17世紀に中国から伝わったもので、現在日本ではほとんど栽培されなくなった珍しいにんじん。

一般的に栽培されている西洋にんじんに比べ、カリウムやビタミンC、カロテンや鉄分が豊富という特徴を持っています。

家庭料理として、野菜炒めなどによく入れて使われます。



このように栄養素が豊富に詰まった沖縄ならではの島野菜、見つけた際はぜひ試してみてくださいね!

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こちらもぜひお試しください!(^^)!